地域から世界・未来をつくる SDGsで企業価値の創造
「未来へつなぐバトンプロジェクト」
未来を創る学生たちにオトナができること
新庄市で葬祭業を営む(株)ヌマザワ様は、明治28年に創業して以来業務内容を変遷しながら126年、地域に根ざしてきた老舗企業です。令和3年5月に全社員向け「SDGsの基礎講座」から始まり、9月の「ヌマザワSDGs宣言」に至るまで、「未来へつなぐバトンプロジェクト」に関わらせていただきました。
ヌマザワ様は、地域社会、地元の人々に対して恩返しの意味を込めて、「新庄もがみの未来を創るために」地域での活動を軸に行なっています。その内容をサスティナビリティレポートとして12月に発行。その中で新庄でSDGsに取り組む福原鮮魚店様の大豆を使った「グランデミート」を開発、商品とビジョンの紹介。新庄東高様の地元の企業と連携した取り組みで、ヌマザワ様へ生徒が提案するという授業を見学。生徒さん、校長先生にインタビューしました。
また、去る12月10日には、福岡女学院中高様のSDGs探求学習の発表会に外部コーチとして、オンラインで参加しました。6クラスに別れて、8チームの発表を聞いてコメントを述べたのですが、私が割り当てられたクラスは「ジェンダー・差別」。各チームのテーマには「LGBTQ」の文字が並んでいます。日本では男女の婚姻以外は認められていませんが、自治体でパートナーシップ制度を導入しているのは全国130自治体、交付件数は2277組(9月30日時点)にも及びます。でも東北では青森県弘前市の2 組だけです。今回を機に勉強になり、日本は多様性に対し、確実に変ってきてると感じました。
此の度、新庄と福岡の高校生と接して、彼ら若者が、これからの日本、世界を担う宝だと実感しました。でも残念ながら今の日本はこの宝を大事にしているとは思えません。
山形大学の学生がコロナ禍の影響で食事さえままならない事実を心縁寺(山形市七日町)のご住職から伺い、「えっ、今の日本で?」と言葉を失いました。他県から来て山形が好きだと言う学生さん。あなたが出来る身近なSDGs、共感いただける方は、学生食糧支援「ままけはクラブ」にご自宅で余剰な日持ちのする食品があればご協力ください。
次回の食糧支援実施日は、お問い合わせください。問合せ(023-623-1748)